鯨と向き合う
プロがいる。
MESSAGE
生態系のバランスに配慮した
持続的な捕鯨を目指して
2019年7月1日、わが国は31年ぶりに商業捕鯨を再開しました。
商業捕鯨とは、鯨を獲って製品に加工し、それらを販売することによって捕鯨事業を採算に乗せ、民間企業として生き抜いていく事を意味しています。
当面の間、実証事業として国からのご支援をいただけるものの、当社としては可能な限り早期に自立できる体制を構築しなければなりません。
今般の捕鯨再開を機に、全社員一丸となって一企業としての自立を目指し、安全安心で栄養豊富なおいしい鯨肉を末永く消費者の皆様にお届けしてまいります。
SERVICE 事業紹介
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商業捕鯨
農林水産大臣の許可のもと、排他的経済水域内で鯨の捕獲に取り組んでいます。捕獲した鯨は捕獲船から母船に移し、生物調査を実施した後に、伝統的な解体技術によって鯨肉へと生まれ変わります。刺身や缶詰、内臓類など、さまざまな鯨製品を生産・開発するために、母船には最新鋭の機械設備を導入。安心・安全な品質の追求や安定的な供給を目指すことで、全国各地の食卓に彩りをお届けします。
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調査事業
鯨類の資源量を推察するための目視調査や、生物学的解明を目的とした生物調査などに取り組んでいます。また、IWC(国際捕鯨委員会)との共同調査も行っています。目視調査は、日本周辺の海域から北太平洋、南極海など幅広い海域で実施。鯨群を発見次第、鯨体の形状や噴気によって鯨種を判定し、群の頭数や気象・海象の情報もあわせた包括的なデータを収集しています。調査を通じて得られた科学データや生物学的データはIWCに提出することで、鯨類資源の管理に貢献しています。
COMPANY 会社概要
企業理念
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1
従業員の生命の安全と健康増進、維持。
これが社会に役に立つための基本中の基本である。従業員の生命の安全と健康増進、
維持。これが社会に役に立つための
基本中の基本である。 -
2
天然の水産資源である「鯨」を持続的に供給し、
消費者の健康維持や食の安全に寄与する。天然の水産資源である「鯨」を
持続的に供給し、消費者の健康維持や食の安全に寄与する。 -
3
上記目的の達成のため、船の運行や操業、鯨類資源調査、
生産、流通販売のスキルを常に向上させる。上記目的の達成のため、
船の運行や操業、鯨類資源調査、
生産、流通販売のスキルを
常に向上させる。
2050年には世界の人口が90億人を超えると推測されており、近い将来、世界的な食料不足が起こるのではないかと懸念されています。そうした中、食料自給率(カロリーペース)の低い日本は、食料安全保障の観点から、鯨類を含む水産資源を持続的に利用して食の多様性を担保する必要があります。当社は、生態系のバランスに配慮した持続的な捕鯨を通じて、そのミッションを果たしてまいります。
会社名 | 共同船舶株式会社 |
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所在地 | 〒104-0055 東京都中央区豊海町4番5号 豊海振興ビル5階 GOOGLE MAP |
設立 | 1987年11月5日 |
資本金 | 5,000万円 |
従業員数 | 陸上 28 名 / 海上 170 名 |
所有船舶 | 4隻 |
調査母船 | 日新丸 |
捕鯨船 / 目視採集船 |
第三勇新丸 / 第二勇新丸 / 勇新丸 所有船舶 (PDF) |
沿革 |
1987年からの商業捕鯨一時停止に伴い解散した日本共同捕鯨株式会社の意志を継承し、鯨類資源状況の解明と資源管理方式の確立を目的に共同船舶株式会社が設立されました。 沿革 (PDF) |


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募集要項
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職種
年齢
船員歴
資格
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職種二等機関士
年齢50才迄
船員歴1年以上
資格海技士機関3級免状所持
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職種三等航海士
年齢40才迄
船員歴3年以上
資格海技士航海3級免状以上所持
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職種三等機関士
年齢50才迄
船員歴1年以上
資格海技士機関4級免状所持
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職種電気工事士
年齢40才迄
船員歴不問
資格電気工事士2級以上
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職種機関部員
年齢40才迄
船員歴1年以上
資格不問
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職種製造部員
年齢40才迄
船員歴不問
資格不問
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職種司厨部員
年齢40才迄
船員歴不問
資格不問
2023年6月15日更新